少し前から産後ケアリゾートとか、産後ケアホテルがTwitterで話題になっているのですが、イマイチ波に乗れないので、ブログの方でまとめてみたいと思います。

まずは一番のネックとなる利用料金。
今回話題になっている「HOTEL CAFUNE」の場合、
7泊8日で30万円(1泊あたり4.2万円)、
14泊15日で55万円(1泊あたり3.9万円)、
21泊22日で80万円(1泊あたり3.8万円)

関東でメジャーな「マミーキャンプ」はお部屋によって違うのですが、
1泊2日がスタンダードルームは¥47,300、スーペリアルームは¥53.900、スイートルームは¥77,000
ベーシックプラン(13泊14日)がスタンダードルームは¥614,900。それにちょっとした特典が付きます。
そして、夫や上の子の宿泊も追加料金を支払えばOKなのだそうです。

それはさておき、当助産所の現状でコストを試算すると、
1泊2日で約6万円が必要です。
そのうちの78%は人件費です。
奈良は田舎なのですが、すぐ隣が京都や大阪といった事情で、助産師の時給は高めなのです・・・

だって、高級ホテルだと2食つき(滞在時間は約19時間)で3~4万くらいはしますよね。
産後ケアの場合、24時間滞在で、3食(+おやつが出るところも)付きで、常時プロが付いてて、赤ちゃんを預けて休むこともできるのです。
普通に考えたら5万円でも安いくらいだと思うのです。

上記のホテルスタイルは同時に数部屋稼働することを前提に1泊4万とかにできているのでしょうが、ウチは同時利用はほとんどありません・・・・
でも、この流れを受けて、1泊2日の料金を¥4万5千円に設定しなおしました。


Twitter上のご意見の中に、結婚式や新婚旅行にたくさんお金をかけるなら、それを少し節約して産後ケア用にキープしておくとよいのでは?という意見がありました。
確かにそう思います。
一番の理想は、国がその予算を出してくれれば良いと思います。
そのくらいしないと、少子化に歯止めはかからないと思います。
産後ケア助産所わ


助産所 わ
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